くろばさん主催の夜空杯に参加しました。
今回は(今回も)スタッフとしての参加となりました。記事の編集をしたり受付をしたりととても忙しかったですが、精いっぱいやれたと思います。
さて、この夜空杯というオフはシングル66というルールであり、さらに今回から複数催眠有準伝説あり過去産ありという何でもありのルールに変更になっており、環境が全く分かりませんでした。
ですので、自分がやりたいことを押し付けちゃおうというコンセプトのもと、今回の構築を組みました。
使用構築はこちら
【毒菱軸マンダブラッキー】
ボーマンダ@メガストーン 陽気 威嚇→スカイスキン
181(84)-186(164)-151(4)-*-111(4)-189(252)(メガシンカ後)
捨て身タックル/毒々/身代わり/羽休め
最速毒羽マンダ。複数催眠が解禁されたことによるポイヒガッサやエルフーン、グライオンの身代わりを貫通できるハイボ持ち特殊毒羽マンダと迷ったが、パーティ全体のバランスや、終盤の高火力による全抜き性能を加味して捨て身タックル持ちの物理での採用となった。
その結果ボーマンダミラーがとても苦しくなってしまったが、相手の毒ヒードランに対してゴリ押ししたり、ニンフィアやロトムなど本来は相手にしづらいポケモンに対しても他で削りを入れることによって処理が可能になったので一長一短だと思う。
エアームドやサンダーを後投げされることを考えて、大文字を採用するのもありだったと思う。その場合抜くのは毒々になるだろう。
対策を怠っている相手に対しては一気に流れを持って行ったり、そのまま全抜きしたりと、やはりメガボーマンダは66のヒエラルキーの頂点に君臨しているポケモンだと思った。
ブラッキー@くろいメガネ 穏やか シンクロ
201(244)-*-130-*-194(212)-92(52)
イカサマ/毒々/月の光/癒しの鈴
ボーマンダや後述するギルガルドなど、状態異常に弱いポケモンが多く構築に入っているため、癒しの鈴を採用した。
また、今回は準伝説解禁ということでサンダーやラティオス、ヒードラン、またそれらを駆逐するサザンドラやゲッコウガが増えると考え、特殊方面に役割を持てる穏やかでの採用となった。
しかし、パーティ全体でマンムーやバシャーモが非常に重く、それらに対して役割を持てる(バシャーモに対してはマンダで威嚇を入れて対応)図太い@ゴツメorオボンで採用したほうがいいのではと感じた。しかしボーマンダに対して強いスカーフサザンドラやゲッコウガに対して安定して後投げのできる穏やかも捨てがたいので、他のポケモンとの兼ね合いによって決めるのがいいと感じた。
特性は怯みを能動的に狙ってくるガルーラ、トゲキッスの個体数の少なさ、発動機会が多く、スイクンやゲンガー、ジャローダから受ける火傷や麻痺を考慮してシンクロとした。
試運転の際には月の光→願い事、毒々→守る にし、裏のポケモンの回復も任せるイメージで使用していたが、願い事では自分自身を回復する際に時間がかかることや、毒がないので耐久相手に勝てないこともあり、この型に落ち着いた。
毒菱前提であれば、毒々は威張るや挑発でもいいと思う。
また持ち物だが、メガガルーラ、メガリザXの個体数の少なさを考えると、黒い眼鏡より食べ残しやオボンの実のほうがよかったのかもしれない。
ギルガルド@食べ残し 臆病 バトルスイッチ
167(252)-*-170-70-171(4)-123(252)
シャドーボール/キングシールド/毒々/身代わり
広い範囲のポケモンを起点に展開する最速毒キンシギルガルド。サイクル戦になる66では、火力よりも耐久だと判断し、Cに回さずHに振り切った。端数はDL対策にDに。
相手のクレセリア、眠るのないスイクン、ポリゴン2など受けとして採用されるポケモンに対して圧倒的に強く出れる。
また、ボーマンダ+ブラッキーの並びで一貫してるフェアリータイプを半減に抑えることができ、後投げから対処できる。(眼鏡ニンフィアはジリ貧)
技は毒キンシガルドのテンプレであるこの4つ。バンギラス対面など、ラスターカノンが欲しい場面がいくらかあったが、ゴーストタイプの攻撃時の一貫性や対ミラーを意識してシャドーボールとしている。
ゲッコウガ@襷 無邪気 変幻自在
147-147(252)-87-124(4)-81-191(252)
冷凍ビーム/けたぐり/ダストシュート/毒菱
襷毒菱ゲッコウガ。基本的に先発で投げ、毒菱を撒いて削りを入れて退場していく。
また、高いSからの終盤の全抜き性能も持っている。
技は採用理由の毒菱、相手のガブリアスやメガボーマンダより上から叩き込める冷凍ビーム、パーティで重いニンフィアやマリルリに叩き込め、火力の高いダストシュート、マンムーやバンギラス、ヒードランを倒せるけたぐりとした。
水手裏剣や草結び、悪の波動も採用を考えたが、珠を持たせない以上水手裏剣や悪の波動の火力にそこまで期待できず、チョッキマンムー等の可能性を考慮すると、安定して高火力の出るけたぐりを採用するに至った。実際、バンギラス対面でけたぐりを選択し突破することが多く、この選択は間違っていなかったと思う。
相手からすると何をしてくるかわからないポケモンであるので、先発で毒菱を撒きたいが、中盤まで温存しておき相手に圧力をかけていきたいという場面もあり、技のカスタマイズも含め非常に使用が難しいポケモンであった。しかし、このポケモンをうまく使うことができれば勝ちにぐっと近くなると感じた。
借り物につき調整は割愛
サメ肌ゴツメガブリアス。ステロを撒け、相手の物理に対してそこそこの圧力をかけられる枠として採用。しかし明らかにこのパーティにおいて浮いたポケモンであり、持ち物や調整を変更するべきだった。具体的にはヤチェの実やカムラの実を持たせ、マンムーやバシャーモに対して強く出られる型にしたほうがよかった。
夜空杯前日までこの枠はランドロスだったのだが、なにか違うと感じ、似た役割を持ったポケモンはいないかとboxを漁ったらこいつがいたので変更した。しかし、結果としてはランドロスでもよかった感がある。
サンダー@オボンの実 臆病 プレッシャー
191(204)-*-125(160)-145-126(124)-135(20) 調整はこちらのブログを参考にしました
放電/熱風/めざめるパワー氷/羽休め
クッション役として優秀なタイプを持つサンダー。対メガボーマンダ、ナットレイ、ファイアロー等を行う。
技は3ウェポン+羽休めとしたが、放電は10万ボルトかボルトチェンジでも良かったのではないかと思う。実際、毒が入った相手に対して放電を撃つことにあまり意味がないので、火力の出る10万かサイクルを有利に回せるボルトチェンジを採用したほうがよかった。
調整は相手のキノガッサ抜きまでとし、広い範囲の技を耐えたりオボン込みで2耐えしたりする調整になっている。
持ち物はオボンの実としたが、対キノガッサやフシギバナを考えて防塵ゴーグルやラムの実にするのも面白かったかもしれない。
流れとしてはゲッコウガで毒菱を撒き、ガブリアスでステロを撒き、4体でサイクルを回しながら相手を疲弊させ詰めていくのが理想。
サイクル戦となるため試合時間が長くなりがちで、時間ぎりぎりとなることもしばしばだった。
構築の欠陥として相手のマンムー、両刀バシャーモ、ニンフィアが非常に重く、一度有利対面を作られるとサイクルが崩壊してしまうことが多々あった。数の多いポケモンが重くなるのは非常にまずいので、今後またこのような構築を組む際にはまず初めにこのあたりのケアをしっかりしようと思う。
毒菱が効かない相手(鋼、浮遊、飛行、毒)が多い環境ではあまり毒菱は有用ではないかもしれないが、刺さる相手にはとことん刺さる技なので刺さらない相手への回答もきちんとしていくべきであると感じた。
ちなみに夜空杯は2-3で予選落ちでした。
二次会も楽しかったです。楽しすぎて完全に潰れてしまって(潰されて?)月曜大学休みました。
夜空杯は本当に楽しいオフなので是非皆さん参加してください。
主催のくろばさん参加者のみなさん本当にありがとうございました。
何かあればtwitter【@medicham_jp】まで
以上です。