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【シングル63】ケッキングリターンズ【第7回アシパオフ準優勝構築】

こんにちは。

今回は自身が主催の【第7回アシパオフ】で使用した構築に関し、有難いことに記事を読みたいと数人からお声かけ頂きましたので記事を書くことにしました。

 

使用した構築はこちら

 

【ケッキングリターンズ】

 

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追記:レンタルID入れました

お遊びで使いたい人はどうぞ

 

○構築経緯

第1回ぬまオフで準優勝された十六茶さんの構築記事を読み、初手の拘り高火力+起点回避のレッドカードミミッキュ の組み合わせに感銘を受けたので、自分自身で使うことにした。

ブリジュラス以外の初手置きのポケモンを考えた際に、「どうせミミッキュで起点回避出来るのなら、ケッキングでも良くね?」という電波を受信し、鉢巻ケッキングを採用。

ケッキングで1匹倒した後、(ギガインパクトの反動ターン以外は)怠けのターンでも交代出来る仕様を利用し、レッドカードミミッキュを後投げすることで相手の積み、攻撃に両対応することにした。

ケッキングだと初手のオオニューラやブリジュラスに隙を見せると考えた際に、「ヒスイゾロアークをケッキングに化けさせれば、格闘技やノーマル技を透かしつつ、初手物理と特殊の択を押し付けられるのでは?」という怪電波によりヒスイゾロアークを採用。

基本選出をヒスイゾロアーク+ミミッキュ+ケッキングの対面選出とし、初手で1匹持って行ったあとにミミッキュに引き対面をリセットし、ミミッキュ+裏の高火力2匹で相手の残り2匹を倒す流れを理想とした。

 

満を持して10/5に開催されたちょくオフにケッキング入り構築を持っていったが、ボコボコにされた。

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敗戦こそしたものの、ヒスイゾロアークの初手性能の高さにはかなり手応えを感じた。

ヒスイゾロアークを採用する上で化けるポケモンを考えた際、初手挑発や身代わりなどの変化技を誘いやすいポケモンとしてドーブルを採用。

普通のドーブルだと面白くないので、実況者のリドルさんが動画にて使用していた殻を破る+両刀のアタッカードーブルを採用。

後述するミミズズと共に、受け構築やBIG4系統に対しドーブルを通す選出を取れるようになった。

また、ここまでで重いイエニューラやクエスアーマーガア系統などのギミック構築への切り返しとして悪テラスラウドボーンを採用。

最後の枠は当初持久力ブリジュラスだったが、ドーブルを安全に着地させる+地面の一貫を切りたいと考え、ブリジュラスを押しのけてミミズズを採用した。

結果的にノーマル3体ゴースト3体の有り得ん見た目やばい構築が完成した。

 

 

●個別解説(ポケソルテキスト)

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ケッキング @ こだわりハチマキ
テラスタイプ: フェアリー
特性: なまけ
性格: ようき
225-212(252)-120-103-86(4)-167(252)
ギガインパクト / じしん / れいとうパンチ / じゃれつく

参考:

youtu.be

 

構築の軸。

攻撃種族値160、素早さ種族値100、合計種族値は脅威の670。

恵まれた種族値からのクソみたいな特性だが、火力や素早さがデフレした今の環境であれば、初手で1匹ワンパンした後に裏から来るポケモンの攻撃を1発耐え、次のターンにもう1回殴ることが出来るのでは?と考えた。

技はタイプ一致高火力のギガインパクト、相性補完として地震、一貫性のあるじゃれつく、カイリューに撃つれいとうパンチとした。

テラスは耐性変化+じゃれつくの威力を上げるフェアリー。

基本は目の前に通る技or交代で出てきそうなポケモンに通る技を撃つ。

鉢巻ギガインパクトの火力は

H252雪補正ありアローラキュウコンを確1

HB特化アシレーヌを確1

など凄まじい火力。

蜻蛉返りかクイックターンを覚えて欲しかった。

グライオンやヘイラッシャ、ドヒドイデなどの守る持ちには勝てず、守るアカツキガチグマの増加も逆風だったが、それ以上に楽しい試合をさせてくれた。

 

 

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ミミッキュ @ レッドカード
テラスタイプ: ほのお
特性: ばけのかわ
性格: ようき
131(4)-142(252)-100-63-125-162(252)
じゃれつく / かげうち / テラバースト / つるぎのまい

参考:【第一回沼オフ準優勝構築】雨偽装メガネブリジュラス+レッカミミッキュ - 切り札はいつだって悪手

 

構築の軸。

ケッキングやヒスイゾロアークで1匹持っていった後、反動ターンや無効タイプを出された際の隙を埋めるべくレッドカードでの採用となった。

技はタイプ一致のじゃれつく、先制技のかげうち、積み技の剣の舞まで確定とし、相手のアーマーガアやハッサムにケッキング、ヒスイゾロアークが不利を取るため、鋼対策のテラバーストを仕込んでみた。

上記理由によりテラスは炎。

原案では意地っ張りでの採用だったが、ミミッキュミラーで上を取られまくって腹が立ったので陽気最速での採用。

レッドカードで対面操作した後に出てくるポケモンに上からしばかれることもあり、この構築でアタッカーとして採用するのは思ったより使うのが難しいと感じた。

いっその事 身代わり/痛み分け/電磁波/呪い のような型にして、相手を削り裏の一貫を作る型の方が合っていたかもしれない。

 

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ゾロアーク(ヒスイ) @ こだわりメガネ
テラスタイプ: ノーマル
特性: イリュージョン
性格: おくびょう
131(4)-108-80-177(252)-80-178(252)
ハイパーボイス / はかいこうせん / うらみつらみ / きあいだま

 

ケッキング偽装+特殊高火力枠としての採用。

初手ケッキングを見て出てくる物理受けやタイプ受け(ヘイラッシャやアーマーガアなど)に火力を押し付けられる。

更にゴーストタイプも優秀で、ケッキングやドーブルが撃たれやすい猫騙しなどのノーマル技やミミズズが撃たれやすいインファイト・蹴手繰りなどの格闘技を無効にすることが出来るため、ヒスイゾロアークが構築に居るだけで相手の立ち回りが窮屈になる。

技はタイプ一致のハイパーボイス、追加効果も優秀なうらみつらみ、1匹持っていくパワーの出る破壊光線、ブリジュラスやバンギラスなどへの打点となる気合い玉とした。

テラスはハイパーボイス、破壊光線の威力の底上げのためのノーマル。

火力あるゾロアークの通りが非常に良く、オフ当日、予選・決勝トナメではほぼ全試合選出し、大活躍した。

準決勝では初手チョッキアローラキュウコンをテラス破壊光線でワンパンし、勝利に大きく貢献してくれた。

 

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ドーブル @ こうかくレンズ
テラスタイプ: ゴースト
特性: テクニシャン
性格: せっかち
130-66(204)-49-72(252)-65-112(52)
ネズミざん / アストラルビット / からをやぶる / キノコのほうし

参考:

youtu.be

 

実数値がケッキングの2/3くらいしかない犬。

ドーブルバトン、またドーブル始動の展開構築偽装の役割を担っている。

主にミミズズと共に選出し、ドヒドイデやアーマーガア入りなどの、ケッキングが通りにくそうな低速タイプ受けサイクルを破壊するポケモン

ただ他のポケモンの性能がピーキーすぎる為、通りそうであればBIG4系統の構築にも選出する。

技・調整は参考動画のまま。

使ってて本当に楽しいポケモンで、決勝トナメ1回戦ではカイリューガチグマサーフゴーに対してドーブルで2縦、準決勝ではブリジュラスを+2アストラルビット2発で倒して勝利に導いてくれた。

ただでさえケッキングとかいう変なポケモンがいるのに、ヒスイゾロアークドーブルまで同居していると、相手の考えることが非常に増え、反応を見るのが楽しいので、オフで使うことで輝くポケモンだと思う。

 

 

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ラウドボーン @ あつぞこブーツ
テラスタイプ: あく
特性: てんねん
性格: ずぶとい
211(252)-85-132-130-127(252)-87(4)
フレアソング / たたりめ / おにび / なまける

 

クッション枠。

ミミッキュが出せない時の相手の積み展開やバトン展開への切り返し。

技はタイプ一致+追加効果優秀のフレアソング、デバフを撒くことで裏へ繋ぐことも出来る鬼火+たたりめ、回復技の怠けるとした。

テラスはクエスアマガやイエッサン系統へ選出し切り返すための悪。

持ち物は毒菱やステロを踏まなくなるブーツ。あまり生きる場面は無かったが、安心感に繋がった。

調整はとりあえずぶっぱしたが、もっと良いものがあった気もする。

 

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ミミズズ @ オボンのみ
テラスタイプ: フェアリー
特性: どしょく
性格: なまいき
176(244)-105-167(12)-80-117(252)-76
しっぽきり / がんせきふうじ / どろかけ / ボディプレス

参考:

【S22シングル 最終359位 R2010】絵描き犬と麻痺のバトン|桜ノ宮ぴあの🌸🎹ポケモンVtuber

クッション+対面操作枠。

主にドーブルと共に選出し、対面操作を行う。

元々持久力ブリジュラスだった枠だが、鉢巻ガブリアスやチョッキセグレイブなど初手に来やすいポケモンを考えた際、地面無効要素が欲しいと考え採用に至った。

技は採用理由のしっぽ切り、ガチグマに通るボディプレス、裏の行動回数を増やすことの出来るどろかけ、岩石封じとした。

テラスは初手マスカーニャ対面で蹴手繰りを受けながらしっぽを切るためにフェアリー。

これによりスケショ地震カイリューも完封出来る。

マスカーニャや暁ガチグマに対してある程度の後投げ性能があるため、後投げ→泥かけやボディプレスで負担をかけながら裏に繋ぐという仕事も出来るので、思ったより選出機会も多く活躍した。

本来は下からしっぽを切りたいので最遅推奨だが、当日朝に採用に至ったため最遅個体を持っておらず補正のみ。

 

 

●基本選出

・ヒスイゾロアーク+ミミッキュ+ケッキング

・ケッキング+ヒスイゾロアーク+ミミッキュ

対面で殴りあってれば勝てそうな構築にはこれ。ヒスイゾロアークを誰に化けさせるかが大事。

 

・ヒスイゾロアーク+ドーブル+ミミズズ

ドーブルを通せそうな低速サイクルへの選出。

ドーブルに化けさせるかミミズズに化けさせるかは相手の構築次第。

 

・ヒスイゾロアークorケッキング+ラウドボーン+ミミッキュ

エスアマガ系統やイエッサン系統への選出。

ラウドボーンにテラスを残すことを意識する。

 

・ヒスイゾロアーク+ケッキング+ラウドボーン

受けループ系統への選出。

不利マッチだがラッキーとケッキングの対面を死ぬ気で作ってごり押す。

 

●重いポケモン

・マスカーニャ、ドラパルトなどの高速アタッカー

ゾロアークの上から動かれるのがなかなかに厳しい。マスカーニャはケッキングにテラスを切って対面処理を目指す。ドラパルトは相当厳しい寄りだがテラスを絡めて倒す。

・守る持ちのポケモン

ケッキングorゾロアークの択を守るで先延ばしにしてくる。ケッキングを選出しないor釣り交換を意識する。

 

 

以上6体を使い、予選ブロックを5-1の1位抜け、決勝トーナメントは決勝戦で負けて準優勝という結果となった。

 

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勝戦は鉢巻マスカーニャをラウドボーンに後投げされた際に、落ち着いてミミッキュバックしていればTODで勝てていただけに、非常に悔しい試合だった。

しかし、このような趣味丸出しの構築で準優勝という結果を残せたことは嬉しく思う。

まだ見ぬ面白ポケモンを求めて引き続きポケモンを楽しんで取り組みたい。

 

なお、翌週の竜舞オフではガチ面白ポケモンであるところのナッシーを使い3-4というなんとも言えない情けない結果となった...

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しかし、その次のSTCオフではまた変なポケモンを使って(?)準優勝したので、その記事もお楽しみに。

 

 

SpecialThanks

バンビーさん、リドルさん...それぞれ参考にしました、動画いつも楽しく見てます

アシパオフに参加してくれた全ての皆さん...ありがとうございました

ヒマラヤさん...前にオフで当たった時のラウドボーンの型を勝手に参考にしました

桜ノ宮ぴあのさん...ミミズズの型を参考にしました

十六茶さん...勝手に原案として参考にしました

 

 

 

以上。