キツネさん主催の社オフに参加しました。
今回は前々から興味のあったスタッフとしての参加となりました。
対戦とスタッフの両立はとても大変でしたが、やりがいのある仕事だと感じました。
使用したパーティはこちら
【女子力スタン(仮)】
●概要
メガミミロップが使いたいという所から構築をスタートしました。
そこからミミロップを数値受けしてくる相手(クレセリア、ヤドラン等)を起点にできる毒守ギルガルド、上からミミロップを殴ってくる相手(スカーフガブ等)やマッハパンチやバレットパンチでミミロップの上から殴ってくる相手(ブシン、ハッサム等)を見る要員としてカバルドンがまず入りました。
残飯ガルドは低速~微中速あたりをまとめて見てもらいたかったので、臆病最速にしました。相手の上から身代わりを貼ることができ、使い勝手が良かったです。
カバルドンはミミロップの微妙に足りない火力をサポートするためにゴツメを持たせ、さらにステロを撒く型にしました。
ここまで見てゲッコウガやボーマンダ等の速くて受け出しがしづらい相手がどうしようもなかったので、高速低耐久アタッカーをまとめて見ることができるマニューラを採用。マニューラは現環境に非常に刺さってるポケモンではないかと思います。
威嚇込みの珠猫つららでメガボーマンダが落ちたり、猫だまし+けたぐり(叩き落とす)でゲッコウガ確1だったり…
相手のパーティ内にマニューラで倒せるポケモンが4体いる…というのがとてもあり、非常に優秀なポケモンだと感じました。
さらにサンダーを採用。地面の一貫性を消すと同時に、サンダーで有利対面を作り、相手の交換に合わせてからのボルトチェンジでミミロップ降臨~という形を取ることで、ミミロップの足りない火力を補うと同時に有利対面を作ることができるポケモンです。パーティの潤滑油、軸としてよく活躍してくれました。
最後にここまでバシャーモ等の炎タイプが非常に重く、さらにS上昇系のエースアタッカーが欲しいと考えました。受けと攻撃両方が可能なポケモンなんているのかと考えてたら… あっ。
というわけでメガチルタリスを採用しました。
チルタリスはメガシンカ後のタイプが非常に優秀で、炎、格闘、ドラゴン、電気、水…と現環境で多く存在する技の多くを半減以下に抑えることができます。
さらにフェアリースキンの特性を持ち、恩返しでそこそこのダメージが期待できます。フェアリー技は一貫性が高く、積むことに成功さえすれば、相手のパーティを半壊させることも多々ありました。
という流れでパーティが完成しました。結果的にとても可愛いポケモンが多く採用されることになりました。一緒に構築を考えて、通話相談まで乗ってくれたくれたくろもち君やポーカーオフ二次会参加者の皆さんありがとうございます。
●個別詳細
特性:柔軟→肝っ玉
陽気AS
今回の構築を組むきっかけとなったポケモン 可愛い
高いSと火力、さらに高威力技で相手を攻めていくポケモン 可愛い
道具が固定されるので如何せん火力が足りないので、ステロや他のポケモンの削りでこの娘の一貫性を作っていくことが大事だと思います。可愛い
特性は今回は非メガ時の麻痺事故を無くすために柔軟にしました。
今回のオフでは起きませんでしたが、ボルトとの対面時に電磁波読みの非メガ身代わりという択もあると思います。まぁ相手もそれはわかってるから10万撃つと思うけど
初手や偶発でトレースポケモン(ポリゴン2、サーナイト等)と対面した時を考えて不器用を採用するのもありがと思います。
技は最初とびひざ冷パン身代わりアンコにしようと思っていたのですが、この娘の火力は猫ありきだという意見をもらい、確かにその通りだと感じたのでこのようになりました。可愛い
身代わりの枠は冷パンでもいいと思いますが、冷パンを打つ相手であるガブリアスが現環境にあまりいなく、逆に状態異常がバンバン飛んでくる環境だと考えています。
さらにこの娘は有利対面不利な対面がはっきりと分かれており、相手の交代に合わせて身代わりを張ることでアドを取ることができます。一応バシャと対面した時に守る読みで打つこともできます。可愛い
やっぱ可愛いポケモンは使っていていいですね~^
選出 4/9
特性:砂起こし
腕白HB
ステロ要員であり物理相手に高い防御力を発揮するポケモン 可愛くない
D方面への調整を考えると元々受からない鉢巻ガブリアスがさらに受からなくなるのでHB方面にぶっぱしました。
持ち物はメインウェポンのゴツゴツメット
技は物理受けカバの安定技だと思います。
岩石封じを採用するカバも多いと思いますが、相手のファイアローのケアを考えるとストーンエッジのほうがいいと思います。
岩石封じを採用すると、ファイアロー相手に鬼火から入られるとアローが次の岩石封じも耐えることができるので剣舞等の起点になってしまいますが、ストーンエッジだと2発受からないので相手の次の行動に羽休めを強要できます。
そういった場面を考えてのストーンエッジ採用です。
ただ最近増えているウルガモスとの偶発対峙を考えると岩石封じの採用もありだと思います。(ただ無振りエッジでほとんどのガモス確1、岩石封じだと耐久無振りガモスですら低乱数1)
他の3つはまぁといったところ。吠える、吹き飛ばしが欲しい場面は今回はありませんでした。こいつの吠る吹き飛ばしは有名なので相手としても積みにくい相手であると思います。
選出 3/9
特性:自然回復→フェアリースキン
技:恩返し/地震/竜の舞/身代わり
意地Aぶっぱ、Sを1舞で最速ゲッコウガ抜き、残りH
準速や最速にするメリットがあまり見られなかったので、Sラインは最速ゲッコウガ抜きまでとし、残りをHに振りました。
めざ氷のないロトムやサンダー、状態異常を打ってくる相手をまとめて起点にできる身代わり持ち。身代わりは本当に強かったです。
技はおそらく舞チルタリスのテンプレだと思います。羽休めではなく身代わりを採用してるのは上記の理由もありますが、この娘は羽休めで体力を回復して殴るんだったら毒羽コットンのほうが強いと思ったからです。耐久指数もそこまで高くないので耐久にほぼ振っていないこの型だと回復が間に合わないこともあると感じたので羽休めの採用は見送りました。
1舞恩返しでHBクレセが中乱数2なので絶望しています。もっと火力をください。
選出 5/9
マニューラ@命の珠
特性:プレッシャー
技:つらら落とし/叩き落とす/けたぐり/猫だまし
陽気AS
今回の選出No.1。とても強かったです。
威嚇込み猫+つららでメガマンダを落とせ、猫けたぐりでメガガルーラを、はたき落とすで気合い玉のないメガゲンガーを高乱1と、流行のメガシンカにめっぽう強いです。
特性プレッシャーにより先発に投げることで相手のランドロスの持ち物の把握にも使えます。
クレセドランにも強く出ることができます。ちなみにH4振りウルガモスを猫+はたきで落とすこともできます。ポリ2の輝石も叩き落とせます。
このように現環境に非常によく刺さってるポケモンであると思います。
この娘も有利不利がはっきりしているので、どこで出していつ切るかをはっきりさせながら戦うことが重要だと思います。
時には先発で投げて猫はたきだけさせて退場させるという使い方もありだと思います。
技はテンプレ4つ。氷の礫は欲しい場面がなかったのと、4つのうち切れる技が存在しなかったので採用を見送りました。
選出 8/9 先発での選出がほとんどでした。
ギルガルド@食べ残し
特性:バトルスイッチ
技:シャドーボール/キングシールド/どくどく/身代わり
臆病HS
最速どくまもガルドです。強い相手にはめっぽう強かったです。
今回のオフでは役割対象であるポリ2やクレセにほとんど当たらなかったので思ったより選出しませんでした。むしろ、マリルリ入りの構築に対してサンダーと共に選出したり、受けループやクレッフィ入り構築に対しての選出が主でした。
このパーティはマリルリが重いので、キングシールドと身代わりは重宝しました。
技はテンプレ4つ。
選出 3/9
サンダー@オボンの実
特性:プレッシャー
技:ボルトチェンジ/熱風/電磁波/羽休め
図太いHB(D妥協個体)
ハッサム等を見るための熱風採用です。Dを妥協したためHBに振り切りました。 めざ氷が欲しい場面が多々あったのでまだ考える余地はあると思います。
電磁波の枠はどくどくでもいいと思いますが、パーティに身代わり持ちが3体もおり、有利な展開に持っていきやすいという点と、パーティ単位で重い相手のバシャーモに対する苦肉の策です。あと電磁波羽休めで相手のPPを枯らすこともできます。
3ウェポン+羽休めが使いやすいとのことなので、いつか使ってみようと思います。
選出 4/9
●まとめ
以上のパーティを採用し、スイスドロー予選4-5で負け越し予選落ちとなりました。
負けた試合をふりかえると、
・ボーマンダをマニューラで倒した後に出てきたウルガモスに舞われてパーティ半壊×2
・古き良きラティハッサムにパーティ半壊
・クレッフィに威張り殺される
・メガフシギバナが突破できない
といった感じで、構築の穴を突かれた試合が多かったです。
このパーティの欠点として
・ウルガモスに薄い
・先制状態異常耐性(クレッフィ、ボルトロス)対策がほとんどない
・毒が効かない高耐久ポケモンへの有効打がない
と数多くありました。
KP1位になるであろうボーマンダの対策はしっかりとして、選出できない構築を組んだのですが、ボーマンダでマニューラに威嚇を入れて後ろのウルガモスで舞ってくるという形を取られたので、ガモス対策を考えなければと思います。
ただ使ってみたかったポケモンを数多く使うことができ、非常に満足しています。
スタッフとして参加した今回のオフですが、いつも対戦参加だけしてる時と違い、のんびりと対戦を楽しむ余裕はあまりありませんでした。しかしそれをいつもやってくださているキツネさんや運営スタッフさんの苦労や大変さが、実際の自分で体験してみてわかったように思えます。
僕含めて参加者の皆さんは、事前の準備や当日の運営、最後のゴミの処理まですべてやってもらっているということをしっかりと理解したうえで参加してほしいと思いました。当日のドタキャンなんてもってのほかだと思います。
ここまでみてくださってありがとうございます。なにかありましたらtwitter【@medicham_jp】までよろしくお願いします。
ではこれで